リースバックとは、短期で資金を得る事ができます
リースバックとは、住宅ローンの返済や事業資金など大きな資金が必要となった場合に自宅を売って資金を作る方法の1つであり、一般的な不動産流通取引と大きく異なる点が売却したはずの不動産物件を賃貸物件として借りることができることです。リースバックとは、日本国内では近年になってから耳にするようになった不動産サービスですが、歴史は意外に古く紀元前の古代ローマ時代からあるシステムと言われています。一般的な不動産取引では、不動産取引を成立させるために売却する不動産を空にする必要があるので住宅の場合には引っ越しが必要不可欠となりますが、リースバックとは、売却した不動産物件を賃貸物件として借り受けることができるので、引っ越す必要がありません。そのため、特に自宅の場合には売却前と同様に住み続けることができるので近隣住人だけでなく親類縁者にも自宅を売却したことを悟られることがなく、精神的な負担が軽く済むことが大きなメリットとされています。
自宅を売却すると、新聞広告やネット上に購入者を探すための広告が載ってしまうので近隣住人だけでなく親類縁者にも売却しようとしていることを悟られてしまう事が多く、売却する前からあれやこれやと質問攻めにあってしまい精神的に参ってしまうことが一般的です。リースバックは、依頼した企業が直接所有者から購入するので売却価格がすぐ決定するだけでなく所有者のもとに売却金が振り込まれるのが非常に早いメリットがあり、特に事業資金や住宅ローンの返済に窮している人に関しては非常にメリットが大きいと言われています。一般的な不動産取引では、所有者の希望価格で広告を打った後に購入者が出るまで広告を打ち続ける必要があり、購入希望者が現れない場合には所有者の希望価格より数百万円値下げする必要があります。