リースバックとは、再購入の夢があるサービスです
リースバックとは、アメリカではセール・アンド・リースバックと呼ばれているサービスであり、日本国内では戸建て住宅や分譲マンションなどの自宅を売却して必要な資金を得る不動産サービスです。一般的な不動産売買と異なる点は、仲介業者が第三者に売却するのではなく不動産会社や投資家が所有者から直接買い取る点であり、買い取った後は賃貸物件として元所有者にリースします。リースバックとは、自宅を売却して資金を得た利用者が月額賃料を払って自宅を借り受けるサービスであり、とてもシンプルなシステムなのでわかりやすく高齢者の利用者が多いのが特徴です。リースバックとは、全国ネットのテレビ番組のCMや広告で見た事がない人がいないほど宣伝に力を入れているので年々利用者が増加しているサービスであり、実際に国土交通省の住生活関連産業や新技術等をめぐる状況についてまちづくりをめぐる状況についてのレポートで前年対比で200%以上の伸びを記録していると報告されています。
背景には、少子高齢化で持家率の高い後期高齢者世帯をはじめ高齢者世帯に後継者がいないことに加えて経済不況で住宅ローンの返済に困っている人が多い事実があり、高齢者から若い世代の年齢層を問わず利用者が増加しているサービスです。リースバックとは、ただ単に自宅を売却して急場を凌ぐだけでなく、急場を凌いだ後に売却した自宅を再購入できる夢がある事も若い世代に受け入れられる要因です。